アウディA5スポーツバックの評価を調べていると、「デザインが最高」「走りが上質」という声がある一方で、「MMIが合わない」「維持費が怖い」といった不安も出てきます。憧れと現実のあいだで揺れる感じ。
この記事では、試乗記・公式情報・諸元を根拠にしつつ、購入後に効いてくる“生活目線のツボ”まで掘り下げて、あなたの迷いをスッキリ整理します。
まず結論から
A5スポーツバックは「見た目に惚れて、でも日常でちゃんと使えるクルマが欲しい人」に強くおすすめです。ラゲッジ容量465L級で実用性があり、40TDI(ディーゼル)と45TFSI(ガソリン)で走りのキャラも選べます。
一方で、10.1インチのタッチ操作中心のMMIは相性が出やすく、ホイール/タイヤや中古のカスタム度合いによって乗り心地・コストが変わります。ここを事前に確認できれば、満足度は一気に上がります。
この記事をまとめる際に参考にした公式サイトなどへのリンクは、文末にまとめて掲載しています。当記事と一緒に読むと理解がより一層深まります。
アウディA5スポーツバックの評価:満足ポイントと「気になる点」を正直に

- まずは全体像:A5スポーツバックが刺さる人、刺さらない人
- 実用性の評価:ラゲッジ465Lは“ちょうどいい”が上手い
- 走りの評価:40TDIと45TFSI、どっちが“気持ちいい”?
- 乗り心地と静粛性:タイヤ/ホイールで評価が割れやすいポイント
- MMI・インフォテインメントの評価:ハマれば快適、合わないとストレス
- アウディa5スポーツバックは故障多いのか?
- 「生活目線」3つ:買ってから効くリアルなポイント
- 後席の評価:広いミニバンではない。でも“使える後席”ではある
- 年式で評価が変わるポイント:2020年頃の変更と「画面の大きさ」
まずは全体像:A5スポーツバックが刺さる人、刺さらない人
A5スポーツバックの一番の魅力は「クーペの美しさ」と「4ドアの便利さ」を同時に持っているところです。見た目に心が動く。けれど、毎日使う道具としても成立する。そのバランス感が評価の源泉です。
ただし、万能ではありません。あなたの暮らし方とハマるかどうかで、評価は180度変わります。ここを最初に整理すると、迷いが減ります。
| 項目 | 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|---|
| デザイン/存在感 | 駐車場で振り返りたい人 | 見た目よりコスパ最優先の人 |
| 走り | 高速移動が多い人、長距離で疲れたくない人 | 街乗りだけで小回り最優先の人 |
| 使い勝手 | ハッチバックで荷物も積みたい人 | 後席に大人を頻繁に乗せるファミリー中心 |
| 操作性 | タッチ操作・スマホ連携を楽しめる人 | 物理ボタン派でタッチが苦手な人 |
「向いていない人」に当てはまるほど、購入後にモヤモヤが出やすいです。逆に、向いている人は満足が長続きします。ここ大事です。
実用性の評価:ラゲッジ465Lは“ちょうどいい”が上手い
スポーツバックの名前どおり、実は実用性が高いです。
ラゲッジ容量は465L級。旅行のスーツケースやベビーカー、ゴルフバッグなど、日常の「積めるかな?」がだいたい解決します。見た目優先のクーペ系で、これは素直にありがたい容量。
さらにハッチバック形状なので、開口部が大きい。荷物の出し入れで腰に優しいのもポイント。地味だけど効く。こういう良さ。
ただ、荷室の“使いやすさ”は中古だと個体差が出ます。床下収納やトノカバー、純正アクセサリーが欠品していることもあるので、現車で必ず確認してください。買ってから気づくと地味に凹みます。
走りの評価:40TDIと45TFSI、どっちが“気持ちいい”?
A5スポーツバックはエンジンの選び方で評価が変わります。
ざっくり言うと、40TDIはトルクで押す大人の余裕、45TFSIは踏んだ分だけ伸びる軽快さ。好みの問題ですが、用途で向き不向きはあります。
40TDI(2.0Lディーゼルターボ)は、試乗記で最高出力140kW(190PS)/最大トルク400Nm、WLTCモード燃費14.6km/Lと紹介されています。高速の合流や追い越しで、アクセルを踏み増さなくてもスッと速度が乗る感覚。頼もしさ。長距離が多い人ほど良さが出ます。
一方の45TFSI(2.0Lガソリンターボ)は、諸元として252ps/370Nmが掲載されているグレードがあり、踏んだ分だけ気持ちよく伸びるタイプ。ディーゼルの“粘り”とは違う、軽やかな加速の快感。ここに惚れる人も多いです。
燃費は「数値」より「生活」が本番。通勤で短距離ストップ&ゴー中心なら伸びにくいし、郊外の流れの良い道や高速が多いなら伸びやすい。
乗り心地と静粛性:タイヤ/ホイールで評価が割れやすいポイント
A5スポーツバックは“上質”と評されることが多いですが、中古車で評価が割れる代表が足回りです。
例えば45TFSI系の基本スペックでは245/40R18が掲載されています。18インチでも十分にスポーティで、段差の当たりは「硬すぎないけど、締まっている」寄りになりがち。
ここで注意したいのが、中古では足回りがカスタムされている個体があること。
実際に20インチホイールや車高調入りとして掲載されている車両も見つかります。見た目はカッコいい。けれど乗り心地は別物になりやすく、タイヤ代も跳ねます。
購入後の評価が下がる原因になりがちなので、「純正に戻せるか」「戻す費用は?」まで含めて判断すると安全です。
MMI・インフォテインメントの評価:ハマれば快適、合わないとストレス
購入後の“満足度”を地味に左右するのがMMIです。
A5は10.1インチにサイズアップされたセンタースクリーンがタッチパネル式になり、操作系はシンプルになった一方で「スイッチがないと心配な人には少ししんどい」といった趣旨の指摘もあります。
ここは試乗で必ず触ってください。指が迷うか、迷わないか。体感がすべてです。
また、バーチャルコクピットプラスやVIEWボタンで表示を切り替えられる点も紹介されています。便利に感じる人には最高ですが、慣れないと「情報が多い…」になりがち。相性チェックが重要です。
スマホ連携については、Apple公式の対応車種一覧でA5は2017-2025年モデルがCarPlay対応として掲載されています。ナビの使い勝手や音楽の操作を重視する人は、CarPlay/Android Autoの接続方法(有線か無線か)も含めて確認すると、後悔が減ります。
ナビ(MMI)の良い評価ポイント
表示はキレイで、車との一体感が強いです。A5では、10.1インチのタッチパネルにMMIナビが入り、さらにメーター側(バーチャルコクピット)に地図を大きく出せます。視線移動が少なくて済むのは素直に便利。3D地形図など“見て気持ちいい”要素もあります。
ナビの悪い評価ポイント(不満が出やすいところ)
1) 操作性が「直感的じゃない」と感じる人が一定数いる
国産ナビやスマホUIに慣れていると、MMIの階層やタッチ操作がしっくり来ないことがあります。カーセンサーの試乗記事でも「タッチパネルは使いづらい」「ナビも使いやすいとは思えない」といった評価が出ています。
また、カーセンサーのA5スポーツバック口コミにも「国産からの乗り換えだとナビが使えない」といった声があります。
要するに、慣れる前にストレスが来るタイプ。ここが評価が割れる原因です。
2) 地図更新・オンライン機能は「期限後に有料」が絡みやすい
地図データ更新について、アウディ公式FAQでは「初度登録から3年未満のAudi connect装備車」がmyAudi経由で地図更新できる旨が案内されています。
また、myAudiの案内ではAudi connectは新車購入後3年間無料で、4年目以降はmyAudi内(Functions Store)から更新可能、とされています。
オーナー投稿でも「3年満了後にオンライン機能更新が有料」などの体験談が見られます。
ここは、購入後に「え、有料なの?」となりやすい盲点。要注意です。
不満を減らす“現実的な解決策”
1つ目は、CarPlay前提で割り切ること。Apple公式の対応車種一覧だと、A5は2017-2025年モデルがCarPlay対応として掲載されています。
ナビの目的地検索や渋滞回避はスマホ地図に任せて、車側は“画面と音”として使うと満足度が上がりやすいです。スッキリ解決。
2つ目は、購入前に試乗で3分テストすること。
- 目的地入力→ルート開始
- 画面の縮尺変更・スクロール
- CarPlayへの切り替え(使う予定なら)
ここで「イラッ」が出たら、あなたの生活では毎日イラッになります。小さなストレスの積み重ね。怖い。
3つ目は、中古なら地図更新の扱い(無料期間/契約状況)を先に確認すること。更新手順・条件は公式FAQに沿って販売店に確認すると話が早いです。
アウディa5スポーツバックは故障多いのか?
A5スポーツバックは「故障が多い」と断定しにくく、年式・走行距離・整備歴で当たり外れが大きい車です。
【多いと言われる背景】電子制御が多く、軽微な不調でも警告灯や機能停止で目立つうえ、修理単価が高めで“多い”と感じやすい。
【注意例】MMI/カメラ/センサー、バッテリー由来の電装、Sトロニックの変速違和感、足回り異音、冷却水/オイルにじみ。
【購入前】点検記録と消耗品交換歴、保証、リコール対応、できれば診断機チェック。試乗で低速~停止の挙動と電装全作動を確認。
【購入後】予備費を確保し、バッテリー管理と定期点検で小トラブルを早期発見。不安なら認定中古車や延長保証も有効。結局は個体選びが9割です。
「生活目線」3つ:買ってから効くリアルなポイント
スペック表では見えにくいけれど、買ってから効くポイントを3つ。
ユーザー目線で差が出るところです。
1つ目は「車幅1845mmの現実」。試乗記でもボディサイズ4755×1845×1390mm、ホイールベース2825mmと紹介されています。特に全幅1845mmは、機械式駐車場や古い月極だと“幅の余裕”がギリギリなことがあります。
ここで毎日ヒヤヒヤすると、愛着が削れます。購入前に、自宅と職場の駐車枠をメジャーで測る。たったこれだけでストレスが消えることもあります。
2つ目は「シートポジションの相性」。A5は低い着座が魅力ですが、人によっては乗り降りが面倒に感じます。腰が不安な人ほど要チェック。試乗のときは走りだけでなく、乗り降りを3回やってみてください。地味だけど、生活はそこからです。
3つ目は「買った瞬間の満足が落ちない色選び」。濃い色は締まって見える反面、洗車頻度が上がりがち。淡い色は汚れが目立ちにくい代わりに、ホイールや窓枠の黒とのバランスで好みが分かれます。
中古は同じ条件なら色で決めたくなる瞬間がありますが、洗車の頻度と自分の性格までセットで考えると、後悔しにくいです。
後席の評価:広いミニバンではない。でも“使える後席”ではある
「クーペっぽいクルマ=後席が絶望的」というイメージ、ありますよね。
A5スポーツバックはその点、意外と現実的です。試乗記ではA5が「後席も実用性のあるクーペ」として支持され、4ドアのスポーツバックが主流になった流れが語られています。つまり設計思想として“後席を捨てていない”タイプ。
とはいえ、頭上空間や足元の余裕でミニバンのような快適さを期待するとズレます。
ここは正直に。おすすめは、購入前に大人2人で試乗し、後席に座る時間を作ることです。コンビニまででもいいので、振動・視界・乗り降りを一度体験しておくと、後悔を防げます。これ、地味に効きます。
年式で評価が変わるポイント:2020年頃の変更と「画面の大きさ」
中古で探すときは「年式で何が変わるか」を知っておくと、満足度が上がります。
先程の試乗記でも2020年1月にビッグマイナーチェンジが行われた個体が取り上げられており、インテリアは10.1インチのタッチパネル式センタースクリーンになった点が説明されています。見た目の変化だけでなく、使い勝手にも影響する変更です。
逆に言うと、物理ボタンが好きな人ほど、年式選びでストレスが減る可能性があります。中古は「安いから」だけで飛びつくと、毎日の操作でじわじわ疲れます。触った瞬間の相性。最優先です。
アウディA5スポーツバックの後悔しない買い方:新車/中古の選び方とチェックポイント

- まず整理:いま探しているのは「A5スポーツバック」か「新型A5」か
- 中古で評価を落とさないための確認ポイント:ここを外すと後悔しやすい
- 見積もり前にやっておくと差が出る「10分チェック」
- 維持費のリアル:税金・タイヤ・消耗品で「想像より痛い」を防ぐ
- 認定中古車(AAC)という選択肢:高いけど“安心”を買う考え方
まず整理:いま探しているのは「A5スポーツバック」か「新型A5」か
2025年2月17日に、日本ではA4を引き継ぐ新しいモデルシリーズとして「新型A5」シリーズが発売されています。つまり、ネット検索で「A5」と入れると、従来のA5スポーツバックと新型A5が混ざって出てきます。ここで情報がごちゃつきやすい。混乱ポイントです。
あなたが探しているのが、クーペライクな4ドアである「A5スポーツバック」なら、販売終了モデルとして扱われているページや認定中古車が主戦場になります。
逆に、最新の先進装備や保証を重視するなら、新型A5を見に行く価値があります。どちらが正解かではなく、あなたが欲しい体験がどっちか。そこです。
中古で評価を落とさないための確認ポイント:ここを外すと後悔しやすい
中古購入で大事なのは「走り」と「装備」と「履歴」を同じ熱量で見ることです。走りだけで決めると、後から装備や履歴で泣きます。逆も同じ。バランスが大事です。
まず装備は、MMIとメーター表示の快適さ。10.1インチのタッチパネル式センタースクリーンやMMIナビゲーション、12.3インチのバーチャルコクピットプラス、VIEWボタンの切り替えなど。これが「便利!」になるか「ややこしい…」になるかで、評価が決まります。
次に履歴。リコールやサービスキャンペーンは、車検証に記載の17桁の車台番号を入力して検索する仕組みが案内されています。
未実施分のみ表示される仕組みなので、購入前にチェックしておくと安心感が段違いです。さらにアウディ公式も、車台番号の範囲には対象外や実施済みが含まれる場合があるため、最寄りの正規販売店への確認を促しています。面倒ですが、ここは安全投資です。
最後に足回り。先ほど触れたカスタム個体の有無に加えて、タイヤの残り溝、偏摩耗、ロードノイズの出方は必ず確認してください。A5は静かに走ると気持ちいいぶん、ロードノイズが増えると“残念感”が目立ちます。体感の落差。ここが後悔ポイントになりがちです。
見積もり前にやっておくと差が出る「10分チェック」
購入前にやるべきことは、難しい整備知識ではありません。たった10分で“当たり外れ”が見えるチェックがあります。
例えば、駐車環境の確認です。A5スポーツバックはボディサイズ4755×1845×1390mm、ホイールベース2825mmというデータがあり、特に全幅1845mmは駐車場によってはギリギリになります。ここを事前に測っておくと、納車後のストレスが激減します。
次に、装備の欠品と作動確認。電動系やナビ、メーター表示はもちろん、荷室まわりの付属品、シートヒーターなど「あると思っていた」が起きやすい装備を一通り触って確認します。
そして最後に、グレードの整理。試乗記では35TDI/40TDI、S lineやquattro、45TFSIなど全5グレードが紹介されています。中古は同じ“スポーツバック”でも中身が別物になりやすいので、グレード名をコピペして比較表を作るだけでも、判断がラクになります。
維持費のリアル:税金・タイヤ・消耗品で「想像より痛い」を防ぐ
A5スポーツバックは輸入車としては堅実寄りですが、国産ミドルクラスよりは維持費が上がりやすいです。特に効くのが税金とタイヤ。ここを先に織り込むと、評価は落ちません。
自動車税(種別割)は、2.0Lクラスだと初回新規登録が2019年10月1日以後の場合は年36,000円、2019年9月30日以前の税率だと年39,500円という表が公開されています。年式で地味に差が出ます。購入前に「初回登録」を見る理由がここにあります。
タイヤはサイズと銘柄で差が大きいですが、18インチでもしっかり目の出費になります。さらに20インチなどに変わっている個体だと、交換費用は上がりやすいです。
ここも評価が分かれるポイントです。
認定中古車(AAC)という選択肢:高いけど“安心”を買う考え方
価格だけ見ると一般中古車が魅力的に見えます。
ですが、輸入車は「納車後の安心」も価値です。保証や点検整備、消耗品の状態、リコール対応など、面倒なことをまとめて減らせるのが認定中古車のメリット。時間を買う感覚です。
もちろん、全員に必須ではありません。
クルマに詳しく、信頼できる整備工場が近くにあるなら、一般中古車でも満足できます。ただ、初めての輸入車で不安が強い人は、認定中古車を一度見ておくと比較の軸ができます。結果的に、後悔しにくい買い方になります。
アウディA5スポーツバックの評価:まとめ
アウディA5スポーツバックの評価を一言でまとめると、「見た目に惚れて、毎日ちゃんと使える“大人の万能クーペ”」です。流れるようなデザインと上質な内装で所有満足が高く、スポーツバック形状なので荷室も実用的(465L級)で旅行や買い物でも困りにくいのが強み。
走りは刺激より安定感が持ち味で、街乗りの扱いやすさと高速のラクさが光ります。エンジンは、低回転トルクでラクに走れる40TDI(ディーゼル)と、伸びの良い加速が魅力の45TFSI quattro(ガソリン)で好みが分かれます。
一方の弱点は、MMI(ナビ/操作系)が国産ほど直感的でないことがあり相性が出やすい点、S lineや大径ホイール個体は乗り心地が硬めでタイヤ代も上がりやすい点です。
後悔を避けるには、試乗で操作性と乗り味を確認し、中古なら整備記録・保証・リコール対応・電装の作動チェックまで押さえるのが安心です。
参考にした・あわせて読みたいリンク
試乗記(装備/年式変更/40TDI燃費など):Car Watch
ラゲッジ容量465L(公式/試乗記):Audi Online Showroom
45TFSIの諸元(252ps/370Nm、タイヤサイズなど):カーセンサー
CarPlay対応車種:Apple公式(CarPlay対応車種一覧)
新型A5の日本発売(2025年2月17日、価格帯):Car Watch
リコール確認(車台番号検索/公式注意事項)




